2006年04月21日

手作りカイト



子供たちの仕事って何でしょう。お勉強?確かにそれもあるかもしれません。でも一番の仕事って元気に遊びまわることじゃないでしょうか。

ここイースタービレッジでは、毎日のように子供たちが庭を駈けずり回っています。もちろん、日本と違って遊具が少ないせいもあるかもしれません。こちらにはゲーム機なんて一般的ではないのですから。

そんな中、子供たちが凧揚げに興じているのを見ました。日本だったら百貨店やら、おもちゃ屋さんで購入するのが当たり前と云うところでしょう。僕も最初はそう思って、この前のSMで買ったのかなと思っていました。でも、よくよく見ると何か違う。そう、手作りなのです。細い木の棒を十字に組んで、ダイヤモンド型にビニール袋を切って糸で巻きつける。しかも糸といっても、これもビニールを細く切った物です。袋はSMのもので黄色地に青いマークで『SM」』と書いてあります。誰が始めに作り始めたのかわかりませんが、何気に結構よく出来ています。ちゃんと風が吹くとよく飛ぶのです。

何でも購入できる日本。物資の豊かさでは世界一かもしれません。でも、こうした無から作り出すアイデアは、僕や今の日本にない発想なのかもしれないと思いました。

イースタービレッジの子供たちは、遊んでばかりではありません。きちんと4時になったらみんなで庭の落ち葉拾い。これは年齢や性別は関係なく子供もスタッフもみんなで行います。

明日もきれいになった庭でまた子供たちが駆けずり回る姿が見られそうです。



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