今年からDSWDの勧めもあり、夏休み中、親戚などの家に帰れる子どもたちは一時的に帰省させることにしました。自分たちが来た場所や生活をもう一度味わうことと、親戚などとの交流が主な目的です。今年は初めてなので三週間の帰省です。一週間後に少し様子を見てきましたが、バンコックは畑で仕事、ジジはお母さんの手伝いでバスターミナルでお菓子などを売っていました。また、イースタービレッジに戻ってくるときには一回り大きく成長していることを願っています。かわいい子には旅をさせよですね。
子どもたちの一時帰省
OUTING(修学旅行)
 待ちに待ったOUTINGです。今年も中島さんがスポンサーとなってくださり、実現しました。今回は豪華版です。三泊四日。中島さんの財布の中が心配ですが、ロロ中島に甘えて全員で出かけました。子ども二十二人、大人十二名の合わせて三十四名の大移動です。ビレッジのキャラバンと軽トラック、祐川神父のポンコツデリカ、何とか全員乗り込みました。今年は奇跡的に車の故障がほとんどありませんでした。ドライバーのジョセフの普段からのメインテナンスが良かったからでしょう。

 さて、今回は海と山。海のないキダパワンの子どもたち、一日中海で泳いでいました。日本から突然参加したタッチャン。その後もビレッジでボランティアをして帰国されました。彼のブログをお読みください。http://blog.livedoor.jp/tatchang1/

 また今回はプロの写真家の澤口佳代さんが同行して子どもたちの写真を撮ってくれました。そのうちホームページにも掲載する予定ですが、まずは彼女のページをのぞいてみてください。http://kayophoto.com/
イースタービレッジ・ミンダナオニュース(7)2006年5月5日 子どもの日
 イースタービレッジの記念日でもあるイースター(復活祭)に感謝のミサを職員、子どもたちと共に捧げました。(写真参照)一週間前からイースターに関する問題を与えて、みんな聖書を開いて勉強しました。イースタービレッジに住んでいてイースターのことを知らないと恥ずかしいですからね。もちろん、ミサのあとはお待ちかねのゲーム大会。イースターエッグ探し(プラスチックの卵の中には遠足用のお小遣いが入っている)や塗り絵大会、多くの人たちの善意に感謝すると共に楽しい一日を過ごしました。
イースターのお祝い
残っている者は?
 一時帰省できない子どもたちも六名ほどいます。ワンパクばかりですので、スタッフも少し休めるかと思いきや、忙しい毎日です。それでも、三週間の間、スタッフは講師を招いての研修会です。二泊三日で講師のリードで養護施設の職員としての資質や能力を伸ばします。一人一人自身とプライドをもって子どもたちと接してもらいたいと思っています。5月16日に全員集合です。



五月に入り、フィリピンは猛暑です。同時に多くの場所でフィエスタが行われ、神父は大忙しの時期です。また、この時期に初聖体のお祝いもするので、初告白を聞いたり、体力勝負の時期、夏ばて気味ですが、何とかやっています。祐川はいまだにビザ待ちの状態で、パスポートが帰ってきません。フィリピン流にただひたすら忍耐のみです・・・
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