イースタービレッジ・ミンダナオニュース(4)2006年2月14日 聖バレンタインの祝い日に
ご無沙汰してしまいました。
 一月に三名の子どもたちが加わり(写真、左からレイア4歳、テイア5歳、ジョシュア六歳)、現在、十二名の男子、十名の女子の二十二名の子どもたちをあずかっております。最年少のターザンも二月二十四日で三歳になりますので、少しスタッフの手が楽になるかと思いきや、やんちゃ者が多く、今までに増してにぎやかな毎日です。新しいコックさんのディディ(22歳)も加わり、スタッフ研修なども行い、去年より、今年、今年より来年、一歩一歩質の高いケアができればと願っています。
現状報告
イグアナ
 前に飼っていたイグアナは捕らえたときの傷がもとで亡くなってしまいました。その代わり、一メートル以上もあるオスとメスのオオトカゲがイースタービレッジ公園にいます。まだまだ大きくなるそうです。(写真参照) イグアナやオオトカゲはフィリピンの人たちにすると「食べ物」なわけで、生け捕りにするのは非常に難しいのです。モスリムの人たちがよく生け捕りにするので、譲ってもらうように頼んでいます。いずれ、イグアナもビレッジ動物園の仲間入りです。子どもたちも楽しみにしています。
アヒルの子
 ビレッジのアヒルがひよこをかえしました。お母さんの後をついて歩く姿は実にほほえましい光景です。子どもたちもひよこたちと共に歩いています。オス一羽とメス二羽がいますので、もう一羽のメスも卵を温めていますから、もうすぐもっとにぎやかになりそうです。
 ちょっと古い話しになってしまいますが、去年のクリスマス、例年通り、キャロリングをしました。また、新しく、ビラアン族の村を訪問し、クリスマスのプレゼントを渡しました。ところが、インダイ(3歳)は、自分の服を見た瞬間、「それは私のだ」と言って泣いてしまいました。物への執着はものすごいものですね。
分かち合い
イースタービレッジの新しいホームページアドレス
 新しくアドレスを取得し、中身も少しずつ充実させるように考えていますが、まだまだです。新しいURLは http://eastervillage.com

何か、アイデアなどがあれば、お知らせください。翻訳の作業を手伝ってくださる方も出てきたので、これから少しUPDATEが加速することを願っています。
イースタービレッジだより第12号について
 三月には発送できるように準備しています。今回は会計報告なども載せます。その他に気づいた点などあればお知らせくださいませ。
長期ボランティアの鈴木晴美さんが帰国しました。
 延べ五ヶ月ほど、イースタービレッジに滞在し、ボランティアをしてくれた鈴木晴美さん。学校を一年間休学してボランティアに来てくれました。子どもたちもスタッフももう家族同様に思っていただけに、お別れはつらいものでした。(写真参照)。子どもたち一人一人から感謝の言葉があり、スタッフも涙でお別れを言いました。晴美さんは上手なビサヤ語で「夢を持ち続けてください」とメッセージを語ってくださいました。子どもたちもスタッフも異口同音に「晴美は、イースタービレッジファミリーなんだ」って語りました。これからの将来に向けて、良い経験になることを願っています。
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